開発と経済のはざま

国際開発・経済・日々の雑記など

出願結果2つ(フレッチャー、SAIS)

アーリーで出願していたタフツ大学フレッチャースクールMIBコースとジョンズホプキンス大学SAIS MA(IDEV)コースの出願結果が届きました。どちらも合格。ほっ。これを落としたら他にも受けようかと思っていたので一安心。SAISは25000ドルの奨学金オファー(1年目)ももらいました。SAISは志望度もそれなりに高いので、少し考えた結果Yale大学への出願は辞めることにしました。準備は整っているので出すだけなのですが、受かっても進学する確率は(SAISに受かった今)かなり低いので、105ドルのFeeが勿体ないとの決断です。ということで残すはスタンフォードのみ。これのエッセイの一つ:論文サンプルがやはり最後まで残りました。かなり志望度が高いだけに、年末年始、がんばりたいと思います。

GREの重要性

先週5回目のGREを受験しました。5回までしか受けれないので泣いても笑ってもこれが最後です。幸い、Verbal, Quantitativeとも過去最高点(V155,Q170)だったので、もしWritingが4.0以上であれば、今回の成績が過去最高となります。3.5以下だったときは、どれを提出するか悩むことになります。

そんなGREについては、TOEFLを受けるノンネイティブにとってはさほど重要でない、GREをがんばる時間があればエッセイを磨け、というようなことも言われます。イギリスの大学はGREを求めていませんし、英語力はTOEFLないしIELTSでみるということは間違いないのでしょう。ではなにが見られているのか。幾つかの大学のAdmissionブログやrequirementを見る限り、3セクションのうちQuantitativeが群を抜いて大事と言えそうです。確かに、TOEFLでは測れない能力ですから。とはいっても内容は普通に中学・高校に行っていた日本人にとっては十分満点が狙えるレベルです。二等辺三角形:isosceles triangle等の用語を覚えて、引っかけ問題のパターンを覚えることに尽きます。ここで165-170(90%以上)を取っておくことがマストになります。ではVerbalとWriting(AWA)はどうか。これはあまりにも悪い数字でなければそんなに気にする必要はないでしょう。具体的には、Verbal 145点以上、Writing 3.0以上であれば十分です。プリンストン等はQuantitativeに加えてWritingを重視する、とAdmissionページに書かれていることもあり、この2つのうちだとWritingにより注力しましょう。日本人のほとんどは3.0か3.5です。4.0が取れれば差別化できますし、別のエントリーでも述べますが4.0をとるのはそれほど努力を要しません。

Quantitative以外は入学にそれほど関係ないと思われるGREですが、大学がオファーする奨学金には影響するという声もあります。奨学金はネイティブ・ノンネイティブに特定の区別なく決定される気がしますし、そうしたときに見られるのは財政状況とテストの成績だと思われます。

結論です。ノンネイティブの方はまずTOEFLに注力しましょう。100点はマスト、できれば105、110を狙ってください。GREはTOEFLが終わってからで大丈夫です。Quantitativeを最優先してください。165以上。Verbalは最も努力が報われません(単語500覚えても実際出てくるのは1-2とか)ので、時間がなければ無視です。

以上、まだ一つも出願結果出てきていないので何を偉そうに、というエントリーでした。

受験校(ほぼ)最終決定

大分更新が滞っていますが、じわじわと大学院の出願準備をしているところです。英語についてはTOEFL,GREとも一応スコアは出ているものの駄目押しで今月もう一度GREを受けます。推薦状は3通ともドラフトが完成し推薦者にアップロードの依頼済。エッセイは骨子はほぼ完成しており、後は各校向けに調整する作業です。結構早めの準備が出来ていることから、アーリーエントリーにもトライすることとしました。以下が現在出願を予定している7校ですが、うち2校をアーリーエントリーします。12月末までに結果が出るようなので、もしここで受かれば受験校を絞ることが出来ます。精神的にも受かっているところがあると楽でしょう。

1 プリンストン大学ウッドローウィルソンスクール(WWS)MPA (12/15出願)

2 ハーバード大学ケネディスクール MPA/ID(12/1出願)

3 スタンフォード大学 IPS MA(1/5出願)

4 ジョンズホプキンス大学SAIS  MA (国際開発コース)(11/1出願:アーリー)

5 イェール大学ジャクソンスクール MA(1/2出願)

6 ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE) MPA(出願〆切なし)

7 タフツ大学フレッチャースクール  MIB(Master of International Business)(11/15出願:アーリー)

上記は一応志望順ですが、1と2が第一志望、3−6が第二志望という感じで、この中ではまだ決めきれていません。まずは受かる方が大事なので、受かってから熟考したいと思います。といっても、1−7で結構フォーカスはばらけています。開発に特化しているのは2と4。国際関係論の雰囲気が強いのが3と5。両方バランスよく勉強できそうなのが1と6。7はちょっと変わったビジネスも含めたコースです。これ以外はジョージタウンやカリフォルニア大学バークレー校のMPP/MPAコースも有名ですが、少し私の関心からは逸れるので、今のところ出願予定はありません。アーリー2校が落ちたら考えないといけませんが。。まずはアーリー2校、がんばります。

TOEFL受験結果③④

6月と7月に受けたTOEFLの結果が出ました。

3回目の結果:

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4回目の結果:

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4回目にしてついに110点を超えることができました。目標達成です。ReadingとListeningは過去満点を取ったこともあるので狙うことも出来る気がするのですが、SpeakingとWritingをこれ以上上げるのは至難だと思うので、TOEFLはここで終わりにしGRE対策に全力を注ぎたいと思います。

次回以降、私のTOEFL勉強法についても書いていこうと思います。

 

TOEFL受験結果②+GRE受験結果①

5月の一時帰国中に受けたTOEFLとGREの結果が出ました。以下の通り。

【TOEFL】

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【GRE】

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TOEFLについては、完全に失敗したと思っていたのですが意外と点が出ていて驚きました。特にスピーキングが過去最高の26点。バランスで見ると前回の107点よりこちらの方がいいです。調子が良ければ110点を狙えそうなことが分かったのでもう少し受け続けることにします。といっても1回2万円の出費は大きいので出来ればあと1回か2回で110点超えたい。

GREの方は、初めてということで場慣れ的な意味もありましたが、まぁ悪くない結果でした。特にVerbalが意外にも150点超え。逆に手応えのあったQuantが165点というのは残念です。ケアレスミスか勘違いが多発したのでしょう。次回は8月に予約する予定ですが、数学を満点が取れるように準備していきたいと思います。

ところで私のTOEFLやGRE勉強法についてはスコアメイクが終わった時点で書きたいと思います。

(今書いてもあまり説得力がないと思うので。)

受験校の選択

一時帰国の1週間を利用してTOEFL・GREの受験、留学コンサルタントの無料相談を実施しました。テストの結果はまた別のエントリーにしますが、TOEFLは今回ダメでした。RとLは前回29点でTPOでもそこそこ安定していたので3週間ほとんど勉強せずに臨んだら、全然内容が頭に入ってきませんでした。気が動転してしまってかスピーキングもうまく喋れず。。やはり習慣が大事だと認識した次第です。次回TOEFLは6/25に予約したので、それまでTPOでしっかり勉強したいと思います。スピーキングはTPOだけではなんともならない気がするので、一度か二度自分なりの模範答案を作ってきちんと喋れるようにしたいと思います。

さて今日は受験校についてです。いままで公共政策・経済という観点で考えてきましたが、国際関係も関心が高いので、あまり経済インテンシブにし過ぎてしまうのも良くないかもなと思い始めました。そういった観点も踏まえて、今のところの志望順位は以下の通りです。

 1 プリンストン大学ウッドローウィルソンスクール(WWS)MPA

 2 スタンフォード大学 IPS MA

 3 ハーバード大学ケネディスクール MPA/ID

 4 ジョンズホプキンス大学SAIS  MA (IDEVコース)

 5 ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE) MPA

1と2は非常に狭き門かつ奨学金が確実に出るCompetitiveなプログラムなので、チャレンジです。受かってる日本人もあまり聞きません。1−3が本当に行きたい3つ。4・5は次点です。5つとも受からなかった時のためにタフツ大学やコロンビア大学、ジョージタウン大学も検討しますが、あまり出願校が増えるのも考えものなので、どのくらいに絞るか難しいところです。出願日との兼ね合いも考える必要があります。

TOEFL受験結果①

5/7に留学準備としては初めてとなるTOEFLを受けました。これまでTOEFL(iBT)は4回程受けていて、大学時代に1度、社会人になってから3度、いずれも1-1.5年おきに英語力の向上を測る目的で受けていました。スコアはほぼ忘れてしまいましたが、確か初めて受けたときが81,その後93, 96, 103という感じだったと記憶しています。スコアが順調に伸びたのは仕事上そこそこ英語を使うので英語力が向上したのと、単に試験形式に慣れた両方があると思います。スコア103を取得したのが2014年6月だったので今回は約2年ぶりとなる受験でした。

結果は以下の通り。

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Readingで明らかなミスを一つ確認していたのでもしかしたら28以下かなと覚悟していたのですがなんとか29で良かったです。Speakingは前回と同じ23。「失敗したー」という感覚はなかっただけに、腰を入れて本格的に勉強しないとスコアは伸びない気がします。Writingはこれまでの最高点。でも他ブログ等読んでいるとスコア28,29を出している人も結構いるのでもう少しがんばりたいところです。どうやら、量が重要らしいので次回はなるべくたくさん書くよう意識したいと思っています。

正直なところスコア的にはこれで満足してしまっても良いのですが、まだ5月ということ、すでに予約しているテストが1つあることから、スコア110を目指してもう2-3回は受けたいと思っています。あまりダラダラと受け続けるのは良くありませんが、これまでずっとスコアが伸びてきていることを考えると、まだ「壁」にぶつかったのかは分かりません。Reading, Listeningはこの水準を維持すること、Speking, Writingはそれぞれ2点アップを目標に真剣に準備したいと思っています。

私のTOEFL勉強法などはまた別のエントリーで紹介します。