開発と経済のはざま

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西バルカンを観光するということ

あれよあれよと言う間にアルバニアに来て3週間がたとうとしています。週末は全て旅行にあてることを公言しているので限られた期間の旅行計画立案には余念がないのですが、来る前は知らなかった驚きの一つにこの地域の観光資源の豊富さがあります。アルバニアだけをみても首都ティラナ、ローマ時代の劇場跡が残る港町ドゥレス、オスマントルコ下の街並みが残るベラート(世界遺産)、自然でいうとサランダ・フローラ近辺の透明度抜群のビーチ、そして北にはアルバニア・アルプスの山々と至れり尽くせりです。中でも個人的に外せないのがBlue Eyeと言われる小さな泉。google検索すると分かりますが絵画のような美しさです。来週末に行くことにしています。

そしてアルバニアモンテネグロコソボマケドニアギリシャに囲まれています。ギリシャを除いてこれらの国に何があるのか来るまでは何一つ知らなかったのですが、モンテネグロはバルカン一とも言われる海岸の街ブドヴァ、スバティステファン、古都コトール、コソボはプリズレンの城、マケドニアは首都スコピエの綺麗な夜景と様々な主義・宗教が入り乱れた建築物、美しい湖畔のオフリッドなど。ギリシャについてはアテネまでは遠いのですがヨーロッパ人がバカンスを楽しむコルフ島がアルバニアの目と鼻の先にあるので来週Blue Eyeと一緒に行く予定です。

クロアチアがそうであったようにもうすこし経済が発展してアクセスも良くなったらこのあたりの西バルカンは一気に観光ラッシュが起こりそうな予感がします。