開発と経済のはざま

国際開発・経済・日々の雑記など

戦績途中経過

2月末までに出願した6校のうち3校から合格通知をもらいました。SAIS、フレッチャー、LSEです。この3つだとSAISかLSEかですが、来週・再来週に残る3校の結果も出そろいます。3校とも受かりたいと思いつつ、本命であるハーバードMPA/IDに受かってしまえば後は悩みたくはないとも思います。。奨学金有無でも判断は変わるので。とにかくいまは待つのみ。

留学までに読書をがんばろうとこの間書きましたが、今のところ順調です。ブックレビューも適宜していきたいと思います。

留学までにやりたいこと

最後の出願校であるスタンフォードIPS向けのエッセイを仕上げ校閲に出しました。ここの出願が終わると、出願関係はハーバードMPAIDの奨学金応募を2月までにやるのみです。ハーバードは奨学金を殆ど出さないことで有名で、後でお金の面で悩むのはイヤなので今出来ることはすべてやろうという思いから奨学金も応募することとした経緯です。競争率は極めて高く、なかには書類選考の後Skype面談がある奨学金もあるため非ネイティブの私は圧倒的に不利なのですが、出さずに後悔するよりはいいかなと思います。

出願が一息つき少し時間ができたので、留学までにやっておきたいことを徐々に始めています。具体的には、①歴史・経済関連の読書と②英語のブラッシュアップです。両方とも留学後少しでも良いスタートを切りたい思いからですが、①については今後マイノリティの日本人として日本を代表して意見を求められるような機会が多いことは間違いないので、今の段階で日本史・日本の経済についてしっかり勉強しておく必要性を感じたからです。高校・大学と理系専攻だったことからこれまで日本史・日本経済は体系的に学んでいなかったので、固めの教科書を一冊ずつ読みたいなと思っています。②については言わずもがなですが、特にスピーキング力を上げようと思います。うまくいけば4月に合格校のOpen Houseに行く計画(これはまた別途書きます)なので、そこで恥ずかしい思いをしないために(まぁ、確実にしますが)、英語を話す機会を積極的に作っていきたいと思います。

出願結果2つ(フレッチャー、SAIS)

アーリーで出願していたタフツ大学フレッチャースクールMIBコースとジョンズホプキンス大学SAIS MA(IDEV)コースの出願結果が届きました。どちらも合格。ほっ。これを落としたら他にも受けようかと思っていたので一安心。SAISは25000ドルの奨学金オファー(1年目)ももらいました。SAISは志望度もそれなりに高いので、少し考えた結果Yale大学への出願は辞めることにしました。準備は整っているので出すだけなのですが、受かっても進学する確率は(SAISに受かった今)かなり低いので、105ドルのFeeが勿体ないとの決断です。ということで残すはスタンフォードのみ。これのエッセイの一つ:論文サンプルがやはり最後まで残りました。かなり志望度が高いだけに、年末年始、がんばりたいと思います。

GREの重要性

先週5回目のGREを受験しました。5回までしか受けれないので泣いても笑ってもこれが最後です。幸い、Verbal, Quantitativeとも過去最高点(V155,Q170)だったので、もしWritingが4.0以上であれば、今回の成績が過去最高となります。3.5以下だったときは、どれを提出するか悩むことになります。

そんなGREについては、TOEFLを受けるノンネイティブにとってはさほど重要でない、GREをがんばる時間があればエッセイを磨け、というようなことも言われます。イギリスの大学はGREを求めていませんし、英語力はTOEFLないしIELTSでみるということは間違いないのでしょう。ではなにが見られているのか。幾つかの大学のAdmissionブログやrequirementを見る限り、3セクションのうちQuantitativeが群を抜いて大事と言えそうです。確かに、TOEFLでは測れない能力ですから。とはいっても内容は普通に中学・高校に行っていた日本人にとっては十分満点が狙えるレベルです。二等辺三角形:isosceles triangle等の用語を覚えて、引っかけ問題のパターンを覚えることに尽きます。ここで165-170(90%以上)を取っておくことがマストになります。ではVerbalとWriting(AWA)はどうか。これはあまりにも悪い数字でなければそんなに気にする必要はないでしょう。具体的には、Verbal 145点以上、Writing 3.0以上であれば十分です。プリンストン等はQuantitativeに加えてWritingを重視する、とAdmissionページに書かれていることもあり、この2つのうちだとWritingにより注力しましょう。日本人のほとんどは3.0か3.5です。4.0が取れれば差別化できますし、別のエントリーでも述べますが4.0をとるのはそれほど努力を要しません。

Quantitative以外は入学にそれほど関係ないと思われるGREですが、大学がオファーする奨学金には影響するという声もあります。奨学金はネイティブ・ノンネイティブに特定の区別なく決定される気がしますし、そうしたときに見られるのは財政状況とテストの成績だと思われます。

結論です。ノンネイティブの方はまずTOEFLに注力しましょう。100点はマスト、できれば105、110を狙ってください。GREはTOEFLが終わってからで大丈夫です。Quantitativeを最優先してください。165以上。Verbalは最も努力が報われません(単語500覚えても実際出てくるのは1-2とか)ので、時間がなければ無視です。

以上、まだ一つも出願結果出てきていないので何を偉そうに、というエントリーでした。

受験校(ほぼ)最終決定

大分更新が滞っていますが、じわじわと大学院の出願準備をしているところです。英語についてはTOEFL,GREとも一応スコアは出ているものの駄目押しで今月もう一度GREを受けます。推薦状は3通ともドラフトが完成し推薦者にアップロードの依頼済。エッセイは骨子はほぼ完成しており、後は各校向けに調整する作業です。結構早めの準備が出来ていることから、アーリーエントリーにもトライすることとしました。以下が現在出願を予定している7校ですが、うち2校をアーリーエントリーします。12月末までに結果が出るようなので、もしここで受かれば受験校を絞ることが出来ます。精神的にも受かっているところがあると楽でしょう。

1 プリンストン大学ウッドローウィルソンスクール(WWS)MPA (12/15出願)

2 ハーバード大学ケネディスクール MPA/ID(12/1出願)

3 スタンフォード大学 IPS MA(1/5出願)

4 ジョンズホプキンス大学SAIS  MA (国際開発コース)(11/1出願:アーリー)

5 イェール大学ジャクソンスクール MA(1/2出願)

6 ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE) MPA(出願〆切なし)

7 タフツ大学フレッチャースクール  MIB(Master of International Business)(11/15出願:アーリー)

上記は一応志望順ですが、1と2が第一志望、3−6が第二志望という感じで、この中ではまだ決めきれていません。まずは受かる方が大事なので、受かってから熟考したいと思います。といっても、1−7で結構フォーカスはばらけています。開発に特化しているのは2と4。国際関係論の雰囲気が強いのが3と5。両方バランスよく勉強できそうなのが1と6。7はちょっと変わったビジネスも含めたコースです。これ以外はジョージタウンやカリフォルニア大学バークレー校のMPP/MPAコースも有名ですが、少し私の関心からは逸れるので、今のところ出願予定はありません。アーリー2校が落ちたら考えないといけませんが。。まずはアーリー2校、がんばります。

TOEFL受験結果③④

6月と7月に受けたTOEFLの結果が出ました。

3回目の結果:

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4回目の結果:

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4回目にしてついに110点を超えることができました。目標達成です。ReadingとListeningは過去満点を取ったこともあるので狙うことも出来る気がするのですが、SpeakingとWritingをこれ以上上げるのは至難だと思うので、TOEFLはここで終わりにしGRE対策に全力を注ぎたいと思います。

次回以降、私のTOEFL勉強法についても書いていこうと思います。

 

TOEFL受験結果②+GRE受験結果①

5月の一時帰国中に受けたTOEFLとGREの結果が出ました。以下の通り。

【TOEFL】

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【GRE】

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TOEFLについては、完全に失敗したと思っていたのですが意外と点が出ていて驚きました。特にスピーキングが過去最高の26点。バランスで見ると前回の107点よりこちらの方がいいです。調子が良ければ110点を狙えそうなことが分かったのでもう少し受け続けることにします。といっても1回2万円の出費は大きいので出来ればあと1回か2回で110点超えたい。

GREの方は、初めてということで場慣れ的な意味もありましたが、まぁ悪くない結果でした。特にVerbalが意外にも150点超え。逆に手応えのあったQuantが165点というのは残念です。ケアレスミスか勘違いが多発したのでしょう。次回は8月に予約する予定ですが、数学を満点が取れるように準備していきたいと思います。

ところで私のTOEFLやGRE勉強法についてはスコアメイクが終わった時点で書きたいと思います。

(今書いてもあまり説得力がないと思うので。)